こんにちは、JIN鍼灸整骨院です。
今回は今テレビや雑誌で取り上げられてきている鍼灸治療の基本概念「病気の成り立ち」をどの様にとらえてるかについてお話しします。
鍼ってどんな治療してるの?どんな症状に効くん??って思う人は多いと思います。気になる方は是非読んで下さいね。
まず人間の身体について、分かりやすく書いていきます。
東洋医学では次の3つの基本概念でとらえます。
①「そもそも人体とはどういうものか」
人間そのものは自然界の一部であり、その影響を受けていて、人体の構造も自然界と同じであると考えてるんです。
これが東洋医学における「身体概念」です。
※例えば暖かい空気は上に上がって、冷たい空気は下に溜まるのと同じで体では、頭がのぼせたり、下半身が冷えたりするのと同じです。
また、自然界に四季があるように人間の体調も変化するんです。
つまり自然界にあるもんは全て連動してるから、人間も身体も各臓器が単体で活動しているのではなくて、お互いに作用や影響し合って生命活動を維持してるんです。
②「人体は何によって生命を維持しているのか」
人体の主要な構成要素に「気」「血」「水」
という3つの物質があって、これらが体内を循環する事で生命活動を維持しています。
これを「気血水論」と言います。
③「人体の構造はどのようになってんの?」
人体は肝、心、脾、肺、腎などの臓や、胆、小腸、胃、大腸、膀胱などの腑を中心に身体全体を連結している「経絡」から成り立つていると考えます。これを「臓腑経絡論」と言います。
これらの3つの基本概念は、人体のとらえ方を考える場合だけではなく、病気の成り立ちを考える場合にも非常に重要になってきます。
まとめとしては、自然界で起きてることが身体の中でも起きてると考えて治療する方法が東洋医学ってやつです。(^^)
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